スポンジの塊が歩いている驚くべき光景を目の当たりにした。
まるでミノに隠れているかのような
BTSチョンノンシー駅はBTSシーロムラインの駅で、サラデーン駅の次の駅に位置しているため、シーロム通りから歩いて行くこともできるエリアである。お昼時を過ぎてもにぎやかなシーロム通りではあるが、さすがにチョンノンシーへ曲がったナラドヒワス・ラジャナガリンドラ通りは静かである。
BTSチョンノンシー駅はBRTのバスステーションと連結しているため、スカイウォークを利用する人も多いためや、露店などはどちらかというと裏路地の方に集中していることも要因であろうかと思われる。そんなナラドヒワス・ラジャナガリンドラ通りの中途半端な時間の午後、中途半端な人通りの中、スポンジの塊が歩いている驚くべき光景を目の当たりにした。
積み荷過多な行商
正面から見ると身をかがめて押してくるため完全にスポンジの塊が歩いてこちらに向かってくるように見える光景であった。要は積み荷過多なのであるが、バンコクでこれ程積み過ぎの行商はやや珍しいかもしれない。カンボジア国境あたりで見かける異常な積み荷のリヤカーを彷彿とさせるものがある。
およそこのようなスポンジとは無関係に見えるこのチョンノンシーの往来で、実は本体は単なる台車であったというこの運搬車を道のど真ん中に置いて休憩をとるその行商人は、スポンジに対しては全く無関心に見えることから卸業者に雇われた運び人なのかと考えてしまうが、それはそれで効率が良いのか悪いのか高くつくのか安くつくのか不明である。いずれにしても左右バランスが見事にとれたスポンジの塊が移動している姿はなんともユーモラスであった。
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ぷにぷに編集部
ぷにぷに編集部です。タイがもっと好きになる夜遊びスポットや役立つ情報を発信中!
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