【チャイナタウン】魔都の名残り・ヤワラー「テキサス」を歩く



 

高層ビルやショッピングモールが乱立し、バンコクはもはやアジア屈指の大都会。でもかつては魔都として栄えた歴史を漂わす通りが今もある。

通りというか路地?テキサス

派手なネオンのヤワラー通りから一際人でごった返しているオープンスペースの食堂のあるソイ・テキサスという通りは、タイスキで人気のテキサス通りである。

 

その道の真ん中くらいから小さな道があり、ふらふらその道に入ってみるとそこは現代のバンコクとは少し雰囲気が違う空間があらわれる。明らかに空気が混沌としており、怪しげなお店がいくつかぼんやりとネオンを光らせている。

歴史を感じるMPテキサス



 

その路地っぽいソイは店舗のネオン以外は灯りがほとんどなく、時折人がお店を出たり入ったりしている姿があるのだが、観光客らしき人はほぼ皆無に等しい。

 

この通りには昔からあるMPテキサスがあり、現在のMPクレオパトラのライバルとも言うべきか。(かなりマニアックなレベルの対決?)その横の方には場末のキャバレーのようなレストランがあったりと、タイムスリップしたような感覚を感じることができる。

いろんな情報飛び交うソイ・テキサス

ヤワラーの各所に存在したとか存在するとか語られる少女売春のスポットの範囲に入ると思われるテキサスであるが、果たしてそれも過去の伝説のようなものなのか。

 

実際は高年齢な女性がほとんどという情報の方が多く、相変わらず正確な情報は不明である。それにしても表通りの賑やかというか派手な風景とのコントラストが尚更この通りのカオスっぷりを引き立てており、その昔(といっても20年も前ではない話か)の魔都バンコクに思いを馳せてみるのである。

まとめ

やはりチャイナタウンは他のエリアと違い独特の排他性が漂っているように思える。単に安いエロの追求だけでなく、バンコクの持つ性にまつわる闇のようなものを感じることが出来るスポットが多い。

 

このテキサスもまたすぐに終わってしまう短い通りではあるが、そこには流れた時間の重みのようなものを感じて興味深い感慨にかられるのである。

 



 

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