ゴーゴーバーの主要エリアであるソイカウボーイとナナプラザの現在はまだ自粛モードではあるけどそれぞれ特色あり?
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暗がりでレセプトのソイカウボーイ
タイ国民に愛され続けたプミポン国王がご崩御されて数週間が経過した。企業はおおむね通常通りとはいえ、Web上では各社トップページがモノクロ仕様となっており喪に服している。街行く人々の服装もモノトーンであり、まだしばらくは続くであろうこの自粛傾向で、夜の街はどうなっているであろうか。
ご崩御の10月13日から3日ほどは、ゴーゴーバーやカラオケは休業となったが、店舗によって違いはあれど意外に早い営業再開となっていた。現在のソイカウボーイを見てみると、ネオンは控えめで、まるで深夜の閉店間際の様相であり、音楽も店外には流さないような配慮がされている。
通りを歩くと暗がりから黒い衣装の女の子が声をかけてきて、何やら違う場所のように感じてしまう。いつもの日本人客などを含め通りを行き交う人は少なめな印象であるが、ゴーゴーバーのオープンスペースでは、意外なことに白人客で賑わっている。観光で来たテラス好きの欧米人には格好の満喫スペースになっているようで、そんな洒落た感覚でお酒を飲む店ではないぞ、とツッコみたくなるような白人カップルがくつろぐ姿も見られた。
コンプレックス内は通常通りのナナプラザ
さて一方、ナナプラザの方であるが、入り口のアーチのネオンは落とされてはいるが、ナナプラザ内は通常通りのネオンの明るさと賑わいを見せている。一応コンプレックスの内部ということで、ひとつの通りであるソイカウボーイとは、よくわからないが独断的区別があるようだ。とにかくソイカウボーイに比べると、新店舗もオープンして、いつにも増して活気ある状態である。
TWISTER BARの手入れ
ところで11月最初の週末であったこの日、何気に2FのTWISTER BARに入ってビールを飲んでいたところ、音楽がいきなり止まりステージのゴーゴー嬢たちが顔を見合わせていると、アナウンスが入り店内の照明が一気につき、デックサーブがお勘定を求めてきた。焦っているデックサーブが、「ポリス、ポリス」と囁く。どうやら警察の手入れに出くわしてしまったようだ。
MPでまさに挿入するところを押さえられた、とかいうわけではないので(笑)、さほど慌てはしなかったが、とりあえずさっさと外に出て事の次第を見ていると、全体的に物々しい雰囲気でもなく、お客や女の子たちもゆるゆる店内から出てくる感じであった。
手入れがあったのはTWISTER BARだけのようで、他の店では、特におとなりのレインボー4など出てきたお客をチャンスとばかりに呼び込み、まんまと獲得に成功していた。手入れが間近であっても他店はのんきなものである。
まとめ
変化があるとすればご崩御1ヶ月後の11月中旬であるが、当面はこのように大人しめの歓楽街が続きそうである。
夜遊びは一晩でいくつもの年月を過して経験したことに匹敵するほどの瞬間を与えてくれる。その足がかりとなる情報を提供できたらと思います。